人材不足解消が業績改善の近道!?
こんにちわ、高橋コーチです。
いつも、コーチブログをご購読頂きありがとうございます!
このページは、中小企業やサービス業の業績を改善するための『最も根本的な問題の解決方法』についての記事です。
企業やお店の運営において、こんな悩みありませんか?
◆年々、売上が下降気味、又は横ばい
◆年々、利益率は下がる一方
◆最近、サービス力が低下している
◆新規採用が全く上手く行かない
◆機会ロスが増えてきている
◆クレームが止まらない
◆良い人材が来ず、採用基準が下がってきた
◆求人広告費は上がる一方
◆年中、採用時の研修をしていて忙しい
◆有給取得率が悪い
◆ここ数年、店舗拡大出来ていない
これ、全て「人手不足」に起因していることです。
皆さんでしたら、既に理解されていることですね。
では、実際には人材不足が原因となり、どのような影響があるのか簡単に図解してみました。
人材不足の及ぼす影響
上記のように人材不足の及ぼす影響は計り知れません。
人材不足は、採用費の高騰や研修費の工数と言った見えるコスト以外に、売上、利益、生産性と言った経営上重要なKPIにもかなりのインパクトを与えます。
つまり、この表から読み解かれることは、人材不足は企業の存続や発展にまで影響する要因だという事です。
もちろん、「ブランド力」「商品力」「マーケティング力」等の要素も企業の存続と発展には必要不可欠です。
全て外注するのか
全て社長や優秀な役員だけで永続できるのか
AIが更に発達して、人が要らなくなるまで待つのか
というと、そこまでは踏み切れないのが現状だと思います。
スモールビジネスであれば、それで良いかもしれません。
業績を向上し、規模の拡大を目指している企業にとって「人材不足」は死活問題のはず。
しかし、この「人手不足の解決方法」に悩んでいる企業はかなりの数あるのも現状です。
この記事では、現在、人材不足が課題になっている中小企業やサービス業の
人材不足の正しい解消方法のヒントを書かせて頂きます。
採用難の時代における人材不足解消の正しい考え方
定着率の改善こそ一番の有効手段!
採用難の時代です。
正社員の新卒も中途も、アルバイトも…
そんな時代で活きる人材不足の最も有効な手段は「離職率の改善」「定着率の向上」です!
はっきり言います。
中小企業で、どんなに新規採用の求人だけに莫大なお金をかけても意味がありません!
すいません。ちょっと、言い過ぎましたね(汗)
もちろん、採用に対するある程度のコストはかける必要はあります。
私が言いたいのは「採用だけにお金を掛け過ぎることに注意!」と言う事です。
そもそも、大手企業に比べて、中小企業はブランド力・知名度という点では著しく負けてしまいます。
もちろん、採用にかけられるコストも桁が違うのも現状です。
その採用市場だけで勝負をしたところで、優秀な人材の獲得が出来るのかは疑問に思う点です。
さらに、どんなに求人広告費をかけて採用をしたとしても
「人材の流出」が止まらなければ、いつまで経っても人材不足の解消が出来ません。
売上を改善する時にも「流出顧客」を防ぎ、リピーターや見込み客を増やす事が
コストを掛けず長期的に売上を向上させる手段だと言われています。
実は、人材不足解消でも全く同じことが言えます。
水道の蛇口から水をジャンジャン入れても、底や側面に穴が開いていたら?
いつまでたっても貯まらないです。
まして、現在、水量は落ちています…
どうしますか?
答えは簡単、流出を防ぐことから手を付けていくべきです。
定着率改善のメリット!
では、定着率を改善するとどんな良い事があるのでしょうか?
「人材不足は解消に向かいます」
でも、この「人手不足解消」の先の先が大事なんです。
これを理解していないと、単なる人集め(採用費)に走ってしまいます。
しかも、これは「ぼんやり」では意味がありません。
頭の中にしっかりとイメージし目的化する事が大事です。
本当の意味での人材不足解消の価値(ベネフィット)とは?
定着率解消の7つベネフィット
【その1】直接的コストの削減
・新規採用費・研修人件費・工数の削減
【その2】生産性向上(間接的コストの削減)
・経験値の積み上げによるスキルUP
→生産性UP→個人・チームのパフォーマンス力向上
→多能工化・効率化で人件費の削減
【その3】企業文化の強化
・社員の組織への価値観・目標にコミットしやすい環境
・組織全体の士気を高める!
・チームの連携力UP!
【その4】スキルの継承
・ベテラン社員の経験を新しいメンバーや
後輩に継承しやすい環境
【その5】顧客満足度の向上と売上UP
・サービススキルの向上で顧客満足度が向上
リピーターが増え「総客数」「LTV」が
増加する。
【その6】雇用ブランド向上でより優秀な人材の確保
・定着率の高い企業は、魅力的な企業として採用者に映る
・企業も「定着率」を強みとしてPR出来る!
・慢性的人手不足の解消は採用基準を引上げられる
・売上・利益率の改善で待遇面の向上も目指せる
【その7】イノベーションの促進
・従業員が安定した職場で働ける
(人の採用活動や研修に追われない)
→新しいアイデアを考えたり、試す工数が捻出できる
どうでしょう?
これでけのベネフィットを得られたら
業績が向上し、発展、存続していけるイメージ沸きませんか?
中小企業の人材不足の解消の第一歩は「定着率の改善」から手をつけていくべきです。