1.学生時代は黒歴史だけど原点です!
4-2. 定着率の向上策!(人財育成・モチベーション編)
この時代に得られた経験・スキル
採用に困らない必殺!?テクニック
組織拡大に不可欠な要素
今回は会社の部長として組織を拡大を経験した時のお話です。
その経験は、今の私の知識・スキル・経験を十分に語る事の出来る土台となっています。
業績・人財・新規業態の中で優先されるもの
それは業績と人財です。
業績が良くなければ、人も育ちません。
逆も然りです。
まず業績と人財は両軸で追い求めていく必要があります。
投資金と人財の注入という意味ではこの2軸は必須です。
最悪、人が揃っていなくても、
お金があれば出店拡大もする事は可能ですが
最低限、同時進行していかなければ
いつかは崩壊してしまいます。
理由は運営状態が悪ければQSCは下がり、売上は下がります。
またコストコントロールが出来ずに利益確保は難しくなります。
売上もコストも、どちらも人が作っているものだからです。
例え、お金を掛けたプロモーションで一時的に売上を上げても
お店や商品のクオリティが低ければ、すぐに売上は低迷します。
どんなに素晴らしい立地で合っても、口コミ情報が悪ければ
リピートせず客数は減ります。
人への投資は、業績という将来のリターンへ確実に繋がります。
人への投資とは採用と育成です。
人は5つの経営資源の中で一番重要です!
他の経営資源を動かすのは全て人。
人の能力と数が会社の業績に影響します。
大公開!80名採用できるテクニック
まずは、組織拡大に不可欠な採用についてのヒントです。
採用が上手く行かない!
サービス業は常に人手不足に悩まされているイメージありますよね。
飲食業界の社員としては、4社の経験がありますが
「人の採用に困った事はありません」
新店で60名とか80名のアルバイトさんを採用出来た!
これは、1店舗とか2店舗のレベルではありません。
私が店長の時代からマネージャー、部長、FC加盟店で拘わった新店の採用まで
全ての店で採用は成功しています。
これは、単なるラッキーが重なっただけでしょうか?
いや、違うのです。
しっかりとした理由があります。
その秘訣とは?
探検家のアーネスト・シャクルトン卿が、
1914年にロンドンの新聞に出した求人広告です。
この広告は、新聞の片隅に掲載されたものですが、
15歳の少年を含む、5000名の応募集めました。
私はこの広告にヒントをえました!
今の若者は、この大変な時代で将来の漠然とした不安を持っています。
将来の自分は活躍したい。
活躍するにはスキルが必要だという事は
みんな薄々感じているはずなのです。
もちろん、
直接の動機はお金を稼ぎたい!
なのですが
将来の自分に役に立つ事でお金を稼ぎたい
そんな若者もかなりの数いるのです。
店長時代の面接のヒアリングでそう感じていました。
将来のあなたにとって、こんな効果があるよ!
と伝えた方が、成長が速かった例も多数ありました。
だから
「本人にとってのメリット」
を全面的に謳ったのです。
南極隊員募集のメリットとは「名誉」でした。
飲食店のアルバイトさんにとってのメリットは
「ヒューマンスキル」と「タスクマネジメント」です。
仕事や接客を通じて人間力や問題形成能力や目標管理能力が身につく
こんな募集をかけました。
もちろん、全ての方に通じる訳ではありませんが
逆にそれも狙いでした。
スクリーニングになるからです。
スクリーニングは無駄な面接や問合せが激減し採用ミスも少なくなる効果が
しっかり教えるお店
本人に覚えてもらう事も多い
自分で考えて、自ら動く人財に育って欲しい
本人に求めます。
結局、お金を稼ぐためだけが目的の人は長く持ちません。
楽な仕事、可愛い制服、おしゃれな職場
を謡うより何倍も効果あります!
どの業態(飲食・塾・スポーツジム・総合施設)
新店、既存店、どの場所でもこの手法を使いました。
ある業態では、いまだに無料の求人で募集が来ます。
そして面接でもその路線を踏襲します。
まず。接し方はお客様のように です。
店内で面接をする時は
スタッフ達にも「めちゃめちゃ感じよくして」とお願いをしていました。
お店に来店された方は、どんな人でもお客様だからだというスタンスを何も言わず伝えるためです。
そして、聞く事はただ一つ
「あなたは、この店で何を身に付けたいですか」
とオープンクエスチョンで聞きます。
お店の理念や求める事も伝えますが、
本人がどうしたいのかを聞いて。
その本人の希望や悩みとお店の仕事を紐づけるのです。
そして、良い人だったら、、目の前で採用を伝えます。
採用のキャンセルはほとんどありません。
もちろん、上記の手法は社員にも通用します。
【超重要!】面接は作業ではなく「営業」です!
まとめ
◆求職者は、将来への漠然とした不安を持っている
◆将来、役に立つスキルとお店の仕事を関連付ける
◆求人募集広告では、働く事で将来に繋がるメリットを伝える内容に
◆面接では、仕事で求める事をしっかり伝える
◆接し方はお客様のように扱う
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