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今回は「成果を上げる悪魔的な方法」というお話です。
皆さん、成果を上げる悪魔的な方法とは、どんな方法だと思いますか?
なんか大げさな言い方ですよね(笑)
今回は「返報性のルール」についてお話しますね。
ロバート・B・チャルディーニ著「影響力の武器」からの引用です。
「人は相手に優しくされると相手に同等の優しさをお返しする」
という生き物なのだそうです。
本の中には、アムウェーの販売戦略など
この返報性のルールを利用して成功したかなり具体的な例が書いてあるのですが…
実は、世の中の商売のほとんどがこの返報性のルールを採用しているそうです。
何故なら
人は「相手から受けた恩義は必ず返すもの」と小さいころから教育を受けて来ているから
だそうです。
逆に、どうですか?何かやってもらっても当たり前という態度を取る人
やってもらっても、何のお返しも無い人とは、あまりお付き合いしたくないものです。
別に見返りを求めていなくても、「全く、御礼や、労いの言葉が無い人」
言葉があっても表面的な人…
世の中では、そういう人は非常識として嫌われてしまいますよね!
まず、何か親切な事をしてもらったら、「ありがとう」を心から相手に伝える。
これ、当たり前ですよね?
あなたもきっと
「この前のお返しで、お土産買ってきたよー」とか
「この前、手伝ってくれたから、今回は手伝うよ」なんて
普通に「お返し」をしていると思います。
この、相手への優しさ
相手がやってくれるのを待つのではなく自分からやってみるのは
どうでしょう?
前回の「ありがとう」ではないですが
やった事は必ずあなたに返ってくるはず。
更に、返報性のルールはやり方によっては
あなたが与えた恩義が、それ以上に返ってくる可能性があるという事です。
あなたが実行した、ちょっとした気遣いや優しさが何倍にも返ってくるのです!
≪実例≫1
部下が悩んでいたので話を聞いてあげたら
自分の仕事が手一杯になっていたときに休日返上で手伝ってくれた
その休日に協力してやった仕事が評価されて、更に昇進出来た!
≪実例≫2
突然のどしゃぶりの雨で
お客様にカサをさして駐車場まで送ってあげたら、
すごく喜んでくれて、大勢の友達を連れてきてくれた
やってあげたら、こんなに返ってきた!
相手に何かやってあげて、ありがとうって言われただけでも嬉しいですね!
さらに「もっとやってやろう!」って思いませんか?
実は、この「もっとやってあげたい!」という
モチベーションが成果を上げる原動力になってくるのです。
「成果を上げる悪魔的な方法」とは相手の喜ぶ事をやってあげることです。
おわり
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