『感動体験』の学びと成長が集客に繋がった事例
私が「感動」を教えてもらったのは、15年前の飲食店の店長時代。
全国に300店舗以上ある、某FC飲食店での店長になったばっかりのことです。
その業態は「感動」をテーマにしている業態。
とにかく、社員、アルバイトのスキルだけでなく
マインド・モチベーションを徹底的に教育し
お客様に感動してもらえるくらい喜んでもらえる営業をする。
そうする事で、お客様自体が何回もリピートし、
口コミでお客様の輪を広げる。
そんな業態でした。
しかし、私は、それまでは、ゴリゴリの営業畑の仕事で正直、感動って言っても薄ぺらくしか理解していいませんでした。
当然、アルバイトさんは、そんな新しい店長に疑問を持ち、違和感を感じていたのでしょう。
きっと「このままじゃ、お店はダメになり」
そう思っているアルバイトさんも少なからずいたと思います。
そんな自分にアルバイトさん達が企画してくれたサプライズ企画。
誕生日に僕の家族をお店に招待してくれたのです。
「優しいバイトの子たちだな」純粋に嬉しかったです。
でも、本当の感動はそこからでした。
「店長、奥さんがお座敷で呼んでますよー」
お座敷に行くと…
電気が消え
ユーミンのアニバーサリーのBGM
そしてローソクに火が灯った大きなケーキ。
店内のお客様全員で「HappyBirthDay」を合唱…
涙が止まりませんでした。
その感動体験は、それからの自分の飲食人生を大きく変えました!
所謂、『感動に病みつき』になってしまったのかもしれません。
お客様に感動して頂くために素晴らしい営業をする
そのために、人を育てる
人の何を育てるのか
1.最高の商品・サービスを提供出来るスキル
2.お客様に喜んで頂く事が楽しいと思えるマインド(心)
3.いつも最高のパフォーマンスを出せるモチベーション
恐らく、「お客様の感動」という目的を明確に出来たので
自分のやるべきことや言動が明確になったのでしょう。
手前味噌になってしまいますが、そのお店の、その後の実績は素晴らしい物があります。
6が月連続で東海エリアの席売上1位を達成!
東海エリアで表彰2回!
最高月商2回更新!
そして、私自身も2店舗目で3桁万円の赤字店舗を1年でV字回復!
関係性が希薄になるつつある
そして、競合店がひしめき合う
効率化を最優先している
そんな時代だからこそ『感動』の追求が通用するはずです!