業績を上げる!
人事評価制度ポイント1
こんにちは。
飲食店コンサルタントの高橋真己です。
今日は、業績を上げる人事評価制度のポイント、その1についてお話をします。
前回お話をした通り、人事評価制度を導入する目的とは
『社員のやる気・意欲を高め、成果をより作ってもらうためのパフォーマンスを上げて業績を向上させるため』
何回も言いますが、業績を上げるためなのです。
社員やアルバイトの定着率を上げるのも、教育するのも、採用も、全てが人というツール(道具)を使って業績を上げる事に繋がっています。
その一人一人のパフォーマンスを最大化出来れば、業績が上がるのは当たり前なこと。
では、パフォーマンスを上げるにはどうしたら良いのか?
単純明快! スキルでしょ!
っておっしゃるかもしれませんが、それだけではありません。
肝心なものを忘れています。
モチベーションです。つまり意欲です。
人事評価制度は、スキルだけじゃなく、この「やるぞ!」という意欲を引き出すためにも必要な制度とも言えます。
そして、もう一つ、忘れてはいけないのが『チームとして業績を上げる』と言う事です。
会社は一つのチームです。
チームとして協力して業績を上げることができなければ、長期的に継続した業績を維持することは難しのではないでしょうか。
業績を上げる!人事評価制度の10ポイントは、その「意欲」を引き出して、能力を高め、会社(チーム)として業績を上げる事に重点を置いてお話をして行きたいと思います。
【ポイント1】
「個人評価」だけでなく「チーム評価」を入れる
チーム評価を入れるとは「個人の評価」+「所属する組織の相対的な評価」の掛け算・足し算でチームの貢献度を入れていきます。
考えてみて下さい。
「どういう社員になって欲しいか」
例えば、あなたがサッカーチームの監督だとしましょう。
ある試合で、3点も得点を取ったが、4点取られて負けてしまった試合。
あなただったら、選手にどんな思考を持って欲しいですか?
A:
『自分は3点取って責任は果たした監督の采配のせい4点取られたディフェンスのせい』
B:
『もっと守備に貢献出来た次は2点で抑えられるように守備します。』
『次回は5点取れるよう頑張ります!』
『チーム勝利に導けなかった事を他責にするA』
『チーム勝利のための自責の念を持つB』
自分が活躍したけど負けたが、「更に活躍したい」と思えるメンバーを育てたい!!と思いませんか?
会社は、チームで協力して、チームとして業績を上げていくものです。
あなたのお店で、めちゃめちゃ接客が良く、スキルも最高のスタッフがいて、でも周りのメンバーの事はお構いなし。
周りのミスをフォローせずに、自分のお客様に集中しちゃうスタッフ
仕事がめちゃめちゃ出来るけど、休日には全く協力性が無いスタッフ
良いスタッフだけどお店は赤字…
そんな、時にあなたは昇給という形で評価しますか?という話です。
だからこそ、最終的に社員がどれだけチーム・会社・グループのコミュニティに「どれだけ貢献してくれるか」を求めてい行く事が必要なのです。
人事評価制度には、個人評価+チームの評価の掛け算・足し算を入れて行きましょう。
今日はここまで。
最後までお読み頂きましてありがとうございます。