業績を上げる!人事評価制度ポイント5
こんにちは。
飲食店コンサルタントの高橋真己です。
今日は【ポイント5】業績を上げる!人事評価制度についてお話します。
ポイントの5つ目は『「頑張り」(プロセス)の評価は必要か?』です。
結論からいうと
プロセスの評価は入れずに「結果」(絶対的評価)のみの方が良いということです。
何故、プロセスを評価しない方が良いのか?
まずは、上司(評価者)の前で良い結果(姿)だけ見せようとするものです。
良くいませんか、上ばかり向いて仕事している同僚。
上司のいる前では、仕事を一生懸命し、同僚の仕事も手伝ったりする。
でも、いなくなった途端、全く態度が変わってしまう同僚や上司。
自分がサラリーマン時代では、下手すると、上司の陰口は言うは、早退しちゃいとか、酷い方もいらしゃいました。
でも、上司の前では、一生懸命だし、口も達者なので、評価は高かったりするんですね。
次に向かっている姿勢・どういう風にやっているか・諦めずにやっているか…
これは個人的見解であって、どうしてもズレが生じてしまうのです。
「頑張り」(プロセス)評価を入れた場合の弊害
これは、前回の投稿(人事評価ポイント4)でも書きましたが
https://bene-biz.jp/jinzihyouka5/
この頑張り・向かっている姿勢等は、個人的見解なのでどうしても以下のような弊害が生まれて来てしまいます。
弊害1:「評価者」と「被評価者」&「評価者間」の認識がズレる
①「評価者」と「被評価者」の認識がズレる
②「評価者間」の認識がズレる
人それぞれ「頑張っている」と感じる評価は違うので、ズレてしまうのが当たり前ですよね!
気が付いたら、評価にGAPが出て不満を持つ集団になんて飛んでもないことにも繋がりかねません。
弊害2:企業としての評価が下がる
「結果が悪くても頑張っていれば考慮してもらえる」
こういう組織で働いていると人はどんな心理になるでしょう?
目標が届かなくなるほど「頑張る」事が重要という思考に!
例えば、休み取らない、残業超過、有給消化しない、福利厚生使わないなどなど…
とにかく、上司の前では一生懸命頑張っている事が重要になってくるので、サボらずにやっている風になります(ブラック企業化)
つまり「経過アピール」ばかりの集団に成り下がってしまう危険性もあるわけです。
このように頑張りや、どういう風にやっているか、向かってる姿勢を評価するれば、するほど、組織の風土は悪くなり、弱体化していってしまいます。
なので、「結果」という事実だけで評価する事が重要になってくるのです。
経過(プロセス)はいかなる状況でも評価しないのか?
結果だけの評価では、冷たい、血の通わない組織になって不満がたまってしまうのでは?
という疑問はありませんか?
その答えとしては、
「結果」が素晴らしい時のみ評価してあげる
(さすがだね!素晴らしい!その努力見てたよ!)
しかし、悪い時はどんなに頑張っていても、それは間違っているプロセスを踏んでいるので…評価は出来ませんよね。
評価はせずに、何がダメだったたのか。どのようにプロセスを変えていくのかを、一緒に考えてあげるのが、その部下のためではないでしょうか?
つまり「結果」と「経過」(プロセス)を分離して評価しない。ということです。
ポイントの5つ目は、プロセスの評価は入れずに「結果」(絶対的評価)のみの方が良い
最後までお読み頂きありがとうございました!
飲食店やサービス業の集客・運営・採用・育成・開業等、お困り事がありましたら、Lineでお気軽に相談に乗ります!
お友達登録はこちら
↓ ↓ ↓