【ポイント2】業績を上げる!人事評価制度

業績を上げる!人事評価制度ポイント2

こんにちは。

飲食店コンサルタントの高橋です。

シリーズコラム『業績を上げる!人事評価制度ポイント2』についてのお話です。

前回のポイントは、
「個人評価」だけでなく「チーム評価」を入れるでした。

社員がどれだけチーム・会社・グループのコミュニティに「どれだけ貢献してくれるか」を求めてい行く事が必要なのでチーム評価を入れる必要があるということでしたね。

【ポイント2】
プレイングマネージャーの評価はチーム評価を100%にする必要がある。

プレイングマネージャーの評価はチーム評価100%にする必要があります。

プレイングマネージャーとは、どんな人でしょう?

簡単に言えば、部下を持ちながら、自分も現場で販売や営業をされている方のことです。

飲食店とか、サロン等、小さな店舗の店長や副店長、それに大きな会社でも部や課にある営業マネージャー等もプレイングマネージャーという位置づけの方がいらっしゃると思います。

このプレイングマネージャーの役割とは何でしょう?

ずばり「個のスキル」「マネイジメント(管理と育成)」です。

当たり前ですが、現場の能力の高さが評価されマネージャーになってるわけなので、当然『その人の持っているスキル』は求めらるのは予想が付くのではないでしょうか?


しかし!

人事評価制度では『個のスキル』は評価しない方が、長期目線で見た場合、良い結果に繋がるものなのです。


どうしてでしょう?

例えば、以下の2タイプのマネージャーどちらが優秀だと思いますか?

A・・個のスキルが高いが管理・育成スキルが低い
B・・個のスキルは中だが、管理・育成スキルは高い


短期的には甲乙つけ難いですね。

しかし、

長期的にはBは自分と同様、またはそれ以上のプレーヤーの育成が可能です!

Aは『Aありき』で一人分の成果しか上げられない。

Bはチーム全体のパフォーマンスが上がります!


ここで、もし個人のスキルを評価してしまうと…

自分は売っているのに部下が…
自分のように売れるスタッフが
全然育ってこないんだよ…

なんてことになりかねません。


つまり、個人評価をする事でチーム全体のボトムアップや集団の成果を最大化する事が出来ない事態になってしまう可能性があるのです。

これは、会社やお店にとってどうでしょうか?

もし、その優秀な人が抜けたら?

『存続』と『発展』という会社の目的から観ると反れていますよね?

でも、『全くスキルを見せるな』とは言いません。

何故なら、自ら全く動かない上司には誰も付いてこないからです。

なので、最初から、上司になる人には、以下のように伝えてあげて下さい。

1.『あなたの求められる役割は、部下の管理と育成です』

2.『評価もそのようになっています』

3.『そして部下の育成のために、自分のスキルを背中を見せて下さい』と明確に伝えてあげることが大事になってきます。



プレイングマネージャーの評価はチーム評価を100%にしましょう!



今日はここまで

最後までお読み頂きましてありがとうございました。