最も効果が出る!求人広告のコツ

最も効果が出る!求人広告のコツ

こんにちは!飲食店コンサルタントの高橋です。

今日は、人財の採用についてのお話です。

飲食業界で人手不足が叫ばれてかなり長い年月が経っております。

コロナ中は、集客出来ず、泣く泣く、

せっかく苦労して育ててきたスタッフに辞めて頂いたお店

稼げないので辞めて行ったスタッフ

そういうお店が多かったと思います。

そして、逆に、コロナも明けて、飲食店にもお客様が戻ってきている中

今度は、どのお店も人手が必要となり、『人の取り合い』のなか

なかなか採用が上手くいかいない…

そんな、店舗さんは必見です!


テーマは、今の予算で人の採用を好転させる方法です。

それは、簡単です。

求人広告の中身を変えるだけ!

求む隊員。
至難の旅。
わずかな報酬。
極寒。
暗黒の日々。
絶えざる危険。
生還の保障はない。
成功の暁には名誉と賞賛を得る。

上記は、探検家のアーネスト・シャクルトン卿が、

1914年にロンドンの新聞に出した求人広告です。

この広告は、新聞の片隅に掲載されたものですが、

15歳の少年を含む、5000名の応募集めました。

南極探検で5000人の応募です!

よく読んでみると

ひたすら「めちゃくちゃ辛いですよ」と訴えられています。

下手すれば死ぬかもしれない…と

でも、最後にたったひとこと。

成功の暁には名誉と賞賛を得る。

これに当時の若者は共感したのだと思います。

そして、イメージしたのでしょう!

還って来た時に自分がヒーローになる姿を!

自分が、その後、どんな人生を送っていくのかを!

自分の貴重な体験で人々に勇気を与えられることを!

つまり、この広告でベネフィットを感じたから応募した。

と言う訳です。

ベネフィットとは、機能的なメリットやお得感、条件ではなく

それを使用した時に、感じる将来的な幸福感です。

求人で言うと、将来活躍するで在ろう自分です。


これ、現在の求人広告でもめちゃめちゃ使えます!

何故なら、今の若者は将来に漠然とした不安を持っています。

日本国自体が元気じゃない…

人口が減っていく一方…

給与は下がっていく…

物価が上がっている…

AIで仕事が無くなるのでは…


これだけ暗いニュースばかりだと不安で仕方ないと思うんですよ。

正直、僕ら大人だって不安じゃないですか?

まだあります!

人間関係悪いお店は嫌だな…

仕事覚えられるかな…

などなど。



だったら、その不安を払拭してあげて下さい。

お店で働く事で、将来役に立つスキルやマインドが身に着けられる!

温かいスタッフばかりで、親切丁寧に教えます!

こんな能力身に付くよー

笑顔が出来るようになれば、就活で上手くいく!

などなど、給与や条件だけでない、

『あなたのお店で働く事で将来得られるベネフィット』

これを伝えてみて下さい!

周辺の競合店は、「時給」「条件」「内容」「おしゃれ」等で訴求しています。

その中で異彩を放ちますが、どこも同じような求人の中

必ず、目に止めて共感してもらえるはずです。

そして、不思議と応募してきた人の質も断然良いものなんですよね。

あなたのお店の採用が必ず好転させましょう!

今回も最後までお読み頂きましてありがとうございます。